2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧
60年代のフレンチ・ポップスの中で、アメリカン・ポップスのカヴァーを中心としたフランス版ロックンロールのサウンドを総称してイエイエと言う。そんな明るく楽しいイエイエの代表的なシンガーといえばシェイラである。もちろんイエイエ3人娘の残りの2人…
シルヴィ・バルタンといえば何はさておき「アイドルを探せ」である。これほど歌手と曲想、そしてタイトルのイメージがピッタリ重なり合う例も珍しい。フランス語の原題は「La Plus Belle Pour Aller Danser」といい、翻訳サイトで英訳してみると “Most Beaut…
私は安西マリアの歌手としての全盛期(1973~74年頃)を知らない。初めて彼女の存在を知ったのは松田優作主演の映画「暴力教室」に女教師役で出ていたのを見た時で、彼女が歌手だと知らなかったのとその映画の印象が強かったこともあって、私は彼女のことを…
1970年代前半というのは今の私から見れば昭和歌謡の黄金時代である。一度聴いたら忘れられないようなキャッチーな楽曲や個性溢れる魅力的な歌手の宝庫で、この何年かは後追いでそういった過去の名曲名唱を発掘して楽しんでいる。ミコちゃんやミキティー、ち…
リンロン・ウイークの最終回は、この祭りを始めるきっかけになったジャズ・アルバム「ハミン・トゥ・マイセルフ」だ。90年代以降の彼女は自分のルーツ・ミュージックであるメキシコ音楽集をはじめ、フル・ラテン・アルバムや70's回帰カントリー・ロック盤、…
リンロン・スペシャル・ウイークもいよいよ終盤に突入、今日は “ムード満点でジャジーなリンロン” だ。とまぁ今でこそこうしていけしゃあしゃあとこの「ホワッツ・ニュー」を “愛聴盤です!” と紹介しているが、この盤が出た1984年当時 “マイケル、マドンナ…
80年代のリンロンは82年の「ゲット・クローサー」以降、突然の路線変更でネルソン・リドル・オーケストラをフィーチャーした例の “スタンダード・アルバム3部作” を作って我々をビックリさせたが、その後もドリー・パートンやエミルー・ハリスらと組んでコ…
ポップスの世界において80年代はまさに MTV の時代であり、ポップ・ミュージックと映画のスクリーンが有機的に結びつき、 Top40 アーティストが映画の主題歌を歌って大ヒットを飛ばすことが多かったが、そんな中でも特に目立ったのが大物同士のデュエットで…
私はリンロンと言えば何をおいても「シンプル・ドリームス」、「リヴィング・イン・ザ・USA」、「マッド・ラヴ」という “ロックなリンロン3部作” が一番好きで、ターンテーブルに乗った回数も圧倒的に多いのだが、初期の “土の薫りのするカントリー・ロック…
女性ロック・シンガーとしてのリンダ・ロンシュタットの全盛期は1970年代後半である。特に「シンプル・ドリームス」と「リヴィング・イン・ザ・USA」の2枚は共にオールディーズのカヴァーを前面に打ち出した内容で、ロックンロールとバラッドのバランスも実…
今日は大好きなリンロンの最高傑作アルバム「リヴィング・イン・ザ・USA」(1978年)である。彼女に関しては、去年たしか “初リンロン” ということでこの盤の前作に当たる「シンプル・ドリームス」を取り上げたし、「星に願いを」や「ブルー・プレリュード」…
ジャズにしてもロックにしても、アーティストの音楽性というのはまずそのルーツに根差した確固たるサウンドがあり、それを橋頭保にして様々なエッセンスを取り込んでいくというパターンが多いのだが、ごく稀なケースとして、相反する二面性を同時に保持して…
私は哀愁を感じさせるマイナー調のメロディーを持った曲に目がない。「ディア・オールド・ストックホルム」や「ゴールデン・イヤリングス」など、ジャズのスタンダード・ナンバーの中にはそのような哀調曲ゾーンがあり、アルバム中にその曲が入っているだけ…
先日レインボーのグラハム・ボネットの暑苦しいシャウトを聴いていて、この歌い方、誰かに似てるなぁ... と思った。額に青筋立ててがなりたてるようなこの感じ、誰やったっけ?と気になって仕方がない。この “どっかで聴いたことあるけど、それが何だか思い…
YouTube を見ていると右横に “関連動画一覧” が表示される。アマゾンの関連商品表示には的外れなモノが多いが、YouTube の方はめっちゃ重宝している。私の場合、ほとんどが音楽関係の映像なのだが、そのアーティストの映像はもちろんのこと、他では見れない…
初めて聴いた盤がたまたま自分の好みに合わなかったがためにそのアーティストに対してネガティヴなイメージを持ってしまうという不幸な出会いをしたケースが少なからずある。ちあきさんのように1年も経たないうちに誤解が解けてその真の魅力に気がつけばま…
1960年代というのは洋邦問わず名曲の宝庫である。まさに百花繚乱と言える 60's なのだが、そんなオールディーズ・ナンバーの中でもこの「デイドリーム・ビリーバー」は他の曲が霞んでしまうぐらい素晴らしい完全無欠なエヴァーグリーン・ポップスで、自分の…
私は日本で最高のシンガーはちあきなおみさんだと思っている。ただ単に歌が上手いというだけでなく、表現者としても他の追従を許さない孤高の存在であり、更にエンターティナーとしても超一流だ。それを確信したのは NHK「ビッグショー'77」出演時のステージ…
いよいよ6枚組 CD BOX も最終回、今日も気合いを入れてちあきさんを聴いていこう。⑪「かなしい唇」はデビュー曲「雨に濡れた慕情」のB面で、当初はどちらをA面にするか決めかねていたらしい。結局地方興行で客の反応の良かった「雨に...」がA面に決定したと…
私はちあきさんは大好きだが演歌はどうしても身体が受け付けない。だから①「さだめ川」、②「恋挽歌」、④「酒場川」、④のB面で数年後に細川たかしのカヴァーで大ヒットした⑧「矢切の渡し」、①のB面の⑬「海郷」といった “ド演歌シリーズ” はいくらちあきさんフ…
成功の陰にはよく “人生を変えた出会い” というのがある。ちあきさんの場合、楽曲面では恵まれていたが、彼女が進むべき明確な方向性を示してくれる優秀なブレーンには恵まれず、1971年の彼女はヒット曲を出せずに暗中模索状態にあった。そんな時、コロムビ…
ちあきさんは1969年に①「雨に濡れた慕情」でデビューした。すべてはここから始まったと思うと感無量だが、それにしてもこのちあきさんのヴォーカル...これがもうめちゃくちゃ上手いっ!!! 彼女はデビューした時点で既に完成された早熟の天才歌手だったという…
CD BOX を買うのには勇気がいる。BOX というと普通は5~6枚組、ヘタをすると10枚組なんてのもあって、すぐに諭吉さんが飛んで行ってしまうからだ。だから昔は BOX 購入なんて論外だったが、数年前に意を決してザ・ピーナッツの「ドリーム CD BOX」を買って…
2010年のマイブーム第1号はちあきなおみさんである。その勢いは2月に入っても止まらない。私にちあきさんを教えてくれた恩人の KG ちゃんにお礼として自家製コンピ CD-R 「昭和歌謡を唄う」、「名曲を唄う」の2枚を進呈したらめちゃくちゃ感激されてしま…
私は1920年代から40年代半ば頃までに作られたアメリカのポピュラー音楽、いわゆるスタンダード・ナンバーが大好きで、そんな中でもどちらかというと声を張り上げて歌うようなスケールの大きな歌よりも、小粋に洒落っぽく鼻歌で歌えるような唄、いわゆる “小…
今から数年前のことだったと思うが、いつものように G3 の3人であーでもない、こーでもないと言いながらみんなで持ち寄ったジャズのレコードを聴いていた時のこと、アート・テイタムのソロ・ピアノ LP がかかったのだが、その時 901さんが “何でジャズ・ピ…
昨日に続いて今日もカーペンターズのカヴァーでいきたい。この「イフ・アイ・ワー・ア・カーペンター」はカーペンターズのデビュー25周年を記念して1994年にリリースされたオムニバス形式のトリビュート・アルバムで、CD のキャッチ・コピーによると “新世代…
私が昨年その存在を知って大ファンになり、これからず~っと応援していこうと決めたジャズ・ヴォーカリストが2人いる。以前ご紹介した森川七月嬢とこの平賀マリカ姐さんである。あれは多分8月頃だったと思うが、何かの曲(多分「ユード・ビー・ソー・ナイ…